第22回 マーチステークス(GIII)
4歳以上オープン 1,800 (ダ) ハンデ
データ分析、
過去10年の出走馬について、近3走以内に出走したダートのオープンクラスのレース(地方競馬のレースはダートグレード競走のみ対象とした)での連対回数別に成績を調べると、3走とも連対していた馬はいないが、2回連対していた馬が好走率で上位の数値を叩き出している。また、連対回数が1回だった馬も連対率・3着内率でまずまずの数値をマークしている。まずは、近走でダートのオープンクラスのレースを複数回連対しているような馬に注目してみたい。
2回 4-0-2-9 26.7% 26.7% 40.0%
1回 3-5-3-25 8.3% 22.2% 30.6%
0回 3-5-5-92 2.9% 7.6% 12.4%
過去10年の成績を負担重量別にまとめると、好走率でトップに立っているのは「57.0キロ以上」の重いハンデを課せられたグループだった。3着内率では「55.0キロ」と「56.0〜56.5キロ」の馬も20%を超えているが、優勝馬は10頭中6頭を「57.0キロ以上」の馬が占めている。重い負担重量となるのは、それなりの高い実績があってこそ。このレースでは、ハンデの重い実績馬を素直に信頼するのが得策かもしれない。
54.5キロ以下 0-1-0-33 0% 2.9% 2.9%
55.0キロ 3-4-2-33 7.1% 16.7% 21.4%
56.0〜56.5キロ 1-3-4-25 3.0% 12.1% 24.2%
57.0キロ以上 6-2-4-35 12.8% 17.0% 25.5%
中山競馬場で行われた2007年以降の過去7回分の馬番別成績を調べると、優勝馬7頭はいずれも「11番」より外の馬番だった。出走頭数は「1〜10番」の70頭に対して、「11〜16番」は41頭と少ない中での結果でもあり、今年も11番より外の馬が優勝するのか、気になるところだ。
1〜10番 0頭 70頭
11〜16番 7頭 34頭